木ままニュースペーパー

木ままの資金計画のよくある質問|庭や家具まで含めた総予算の考え方

2026.09.25

土地・建物に庭や家具まで含めて、無理なく木ままに相談できる総予算の立て方

注文住宅の総予算は、建物本体の価格だけでは決まりません。土地、付帯工事、庭や外構、家具、諸費用まで含めた総額で考える必要があります。庭や家具まで一体で提案する木ままの家づくりなら、なおさら最初の資金計画が肝心です。施工事例の写真に惹かれながら、費用のことを考えると手が止まる。「庭まで頼んだら総額はいくらになる?」「相談して予算が合わなかったら気まずい」「うちの年収で本当に建てられる?」。夜、同じ検索語を何度も打ち込む前に、総予算の内訳と確認の手順を先に押さえておきましょう。FP相談と住宅ローン事前審査を組み合わせ、無理のない上限を数字で固めるまでの流れを、実際の相談事例と金額の目安で整理していきます。

【この記事のポイント】

  • 総予算は「土地+建物+付帯工事+庭・外構+家具+諸費用」の6項目で最初に枠を決める
  • FP相談で月々の支払額から逆算し、住宅ローン事前審査で借入の上限を確定させる
  • 庭と家具を後回しにせず、契約前に総額の一覧表をつくることが予算オーバー防止の近道

この記事の結論

  • 総予算は年収の倍率ではなく「月々いくらなら続くか」から逆算する。
  • 建物本体は総額の7割前後。残り3割の見落としが計画を崩す。
  • 庭・外構・家具は最初に予算枠を確保する。後回しにすると削られるだけ。
  • FP相談→事前審査→概算見積もりの順で進めれば、間取りの打ち合わせ前に予算が固まる。
  • 予算が決まっていない段階での相談は早すぎない。むしろ整理に向いたタイミング。

施工事例を見て「予算が足りないかも」と感じた子育て世帯がまず整理したい総額の内訳

建物本体は総額の7割前後。残り3割で差がつく

総予算3,500万円の計画なら、建物本体に充てられるのは2,400〜2,600万円前後が目安です。残りは付帯工事に200〜300万円、諸費用に総額の8〜10%、そして庭・外構・家具。よくあるのが、広告で見た本体価格を総額と思い込み、あとから3割分が上乗せされて慌てるパターンです。付帯工事には給排水の引き込み、地盤改良、屋外電気工事などが含まれ、土地の条件で金額が動きます。ケースによりますが、旗竿地や高低差のある土地では付帯工事だけで100万円以上変わることも。さらに日銀の地域経済報告でも、資材価格の高騰と人件費の上昇で建築コストが増え、注文住宅の新規受注が低迷していると指摘されています。数年前に家を建てた友人の「うちは〇〇万円だったよ」という話は、残念ながらそのまま参考になりません。同じ広さでも見積もりは確実に上がっている。まずここを認めるところからです。逆に言えば、今の相場で内訳をきちんと出してもらえば、あとから膨らむ不安はかなり減らせます。

庭・外構・家具を最初に枠取りする理由

木ままの設計は、室内と庭がつながる前提で窓の位置や床の高さを決めます。だから庭を「住んでから考える」に回すと、設計の意図が半分しか活きません。目安として庭・外構に100〜300万円、家具・照明に50〜150万円。2025年秋に相談に来られた総社市の30代共働き夫婦(お子さん2人)も、最初は「庭は後でいいと思っていました」と話していました。設計士が「窓の位置は庭とセットで決めるので、先に枠だけ確保しましょう」と提案し、庭・外構200万円と家具80万円を総予算から先に差し引いてから間取りへ。建物の面積を約1坪調整することで、総額は当初の枠に収まりました。実は、この「先に引いておく」だけで入居後の満足度が大きく変わります。外構が砂利のまま2年、という事態を防げるからです。

諸費用と予備費を数字で見込む

諸費用は登記費用、ローンの事務手数料や保証料、火災保険、引越し、地鎮祭などで総額の8〜10%。3,500万円の計画なら280〜350万円です。現金で払う項目が多いのも特徴で、手元資金をどこまで残すかの判断にも直結します。加えて予備費を総額の3〜5%。正直なところ、予備費ゼロの資金計画は綱渡りです。倉敷市の相談事例では、着工前の調査で地盤改良120万円が追加になりましたが、予備費150万円を最初から組んでいたため、間取りも仕様も削らずに済みました。「予備費って結局使わなかったら損では?」と聞かれることがあります。使わなければ繰り上げ返済や家具のグレードアップに回せばいいだけ。余ったら得、足りなければ設計変更。どちらが安心かは明らかです。

FP相談と事前審査で「無理なく相談できる上限」を数字にする手順

FP相談は月々の支払額からの逆算が本体

FP相談と聞くと、保険を売り込まれるのではと身構える方もいます。先ほどの総社市のご夫婦も「最初は半信半疑でした」とのこと。ただ、資金計画で本当にやることは単純で、「月々いくらなら35年続けられるか」を家計から割り出す作業です。たとえば月々8.5万円・ボーナス払いなしなら、金利1.8%・35年返済で借入の目安は約2,650万円。ここに自己資金を足した金額が総予算の上限になります。児童手当の終了時期、教育費が最大になる時期、車の買い替えまで織り込むのがFP相談の価値です。実際に受けたご夫婦は「保険の話は一度も出ませんでした。むしろ今の保険を減らせるとわかって月5,000円浮いたんです」と話していました。年収から「借りられる額」を出すのではなく、暮らしから「返せる額」を出す。順番を間違えないことが何より大事です。

事前審査は土地探しの前。書類は3点から

住宅ローンの事前審査は、土地が決まってからではなく、探し始める前に出すのがおすすめです。源泉徴収票、本人確認書類、健康保険証があれば申し込めて、結果は数日〜1週間。事前審査が通っていると、良い土地が出たときに即座に動けます。総社市・岡山市・倉敷市の人気エリアでは、条件の良い土地は数週間で買い手がつくことも珍しくありません。注意点はひとつ。事前審査で承認された金額は「借りてよい額」ではなく「借りられる上限」だということ。承認額いっぱいで組むと、FP相談で出した月々の適正額を超えるケースが大半です。上限と適正額、ふたつの数字を分けて持っておきましょう。なお、転職直後や車のローンが残っている場合は審査に影響することがあります。気になる条件があるなら、それも含めて早めに確認しておくと安心です。

予算が合うか迷ったときの判断基準

「相談して予算が合わなかったらどうしよう」という不安は、自然な感覚です。否定する必要はありません。その上で、どの会社に相談する場合にも使える判断基準を挙げます。①月々の返済が手取り月収の25%以内に収まるか。②見積もりに庭・外構・家具・諸費用まで含まれているか。③予備費3〜5%が確保されているか。④金利が0.5%上がっても払える計画か。⑤値引き額より先に、内訳の説明が明確か。この5つを2〜3社の総額表で見比べてください。1社の話だけで決めるのはおすすめしません。先ほどのご夫婦は、10月にFP相談、11月に事前審査、12月に木ままを含む2社の概算見積もりを比較し、庭と家具まで入った総額一覧を最初に出した点を決め手に選ばれました。奥様いわく「予算表ができてから、家具屋さんを見るのが不安じゃなくて楽しみになったんです」。総額が見えないまま3ヶ月以上悩んでいるなら、内訳を出してもらう段階に進むべきです。この状態ならまだ十分間に合います。木ままの相談(https://www.kimama218.jp/soudan/)では、この総額整理から一緒に始められます。

よくある質問

Q1. 予算が決まっていない段階で木ままに相談してもいいですか?

A1. 問題ありません。相談に来られる方の半数近くは予算未確定です。FP相談の紹介から始められるので、むしろ決める前のほうが手戻りがありません。

Q2. 庭と外構の費用目安はいくらですか?

A2. 100〜300万円が中心帯です。建物と同時に設計すると配管や重機手配の二度手間が減り、後から別業者に頼むより1〜2割抑えられるケースがあります。

Q3. 家具まで木ままに頼むと高くつきませんか?

A3. 目安は50〜150万円。造作家具は既製品より単価は上がりますが、寸法がぴったり合い買い替えが減るため、20年単位で見ると割高とは限りません。

Q4. 事前審査は複数の銀行に出してもいいですか?

A4. 2〜3行の同時申し込みは一般的です。金利0.2%の差で、3,000万円・35年借入なら総返済額が約120万円変わります。比較する価値は十分です。

Q5. FP相談は有料ですか?

A5. 木ままからの紹介は無料で受けられます。ただし、どこで受ける場合も保険販売が目的になっていないか、中立性は確認してください。

Q6. 総予算3,000万円台前半でも相談できますか?

A6. できます。ケースによりますが、28坪前後の半平屋など面積と仕様の調整で対応した事例があります。まず総額の内訳を一緒に組み直すのが先です。

Q7. 古民家再生やリフォームと新築、どちらが安いですか?

A7. 状態次第です。総務省の調査では2023年の空き家は900万戸超・空き家率13.8%と過去最高で、選択肢は増えていますが、耐震・断熱改修で1,000万円を超える例もあります。両方を扱う会社で比較見積もりを取るのが確実です。

Q8. 予備費はいくら見ておくべきですか?

A8. 総額の3〜5%、金額にして100〜150万円が目安です。地盤改良、照明やカーテンの追加など、着工後に出やすい費用に充てられます。

Q9. 土地から探す場合、土地代の配分はどう考えればいいですか?

A9. 総予算からまず建物と諸費用の枠を引き、残りを土地の上限にします。総社・倉敷エリアでは土地に寄せすぎて建物を削る失敗が目立つため、配分は先に決めるのが鉄則です。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 総予算は土地・建物・付帯工事・庭外構・家具・諸費用の6項目+予備費3〜5%で最初に枠を決める
  • FP相談で「返せる月々」から逆算し、事前審査の承認額とは分けて上限を管理する
  • 庭や家具まで含めた総額一覧表を最初に出してくれるかが、会社選びの公平な判断基準になる

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