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岡山県倉敷市 木づなの家vol.1
2019.07.23
皆様こんにちは。
まもなく梅雨明け!
ようやくジメジメした時期が終わり夏がやってきます。道を通っているとヒマワリが咲いているのを見て夏の訪れを感じました。
所在地:岡山県倉敷市
建築内容:平屋木造住宅建築
記載者:株式会社 木まま 國分
記載日:2019年7月23日
さて、今回は以前ご紹介した地盤改良工事の別の工法をご紹介します。
天然砕石パイル工法というもので、天然砕石を使用した環境にやさしい地盤改良工法で次のような特徴があります。
①土壌汚染・地下水汚染が無い
②CO2削減に効果がある
③天然砕石のため将来建物を解体するときの撤去費用が不要
④液状化防止効果
⑤リユース・リサイクル
など地球環境にやさしい工法なんです。
工事の流れですが、まず初めに建物の配置図に基づいて杭の掘削位置に印をしていきます。
続いて掘削機をセットして、ドリルを回転させて予定の深度まで地面を掘削します。
この際、事前の地盤調査データと実際の地質に違いが無いか確認します。
掘削し穴を開け終わるとその穴に2センチ~4センチの天然砕石のみを投入します。
ドリルを掘削時とは逆に回転させ、砕石に圧力をかけながらパイルを形成します。
十分に締め固められた砕石パイルは周辺の地盤に食い込むため、ドリルの直径よりも大きく仕上がります。
最後に、安定計算書通りの支持力が確保できているか、砕石パイルの強度試験(平板荷試験)を行い完了です。
ブログを始めて基礎工事ばかりをご紹介していたので、次回は他の工事についてご紹介していこうと思います。
これから夏本番!
熱中症には気を付けていきましょう。