スタッフブログ
感性を養う。
2019.09.23
“ 暑さ寒さも彼岸まで ” とはよく言ったもので
9月20日(金)の彼岸入りから、何となく涼しくなったような気がします。
窓を開ければ涼しい風を取り込めるので、
このあたりで一旦、冷房とはお別れです。
3連休の中日、台風の影響もありますが
いかがお過ごしでしょうか?
徐々に風が強くなっているのが不気味です。
今回も被害が無いこと祈るばかりです。
*9月の初め、お客様のお知り合いで
陶芸家の芝さんのアトリエ(赤磐市)にお邪魔して以来、再びアートの世界を求めるようになってしまいました。
長らく建築の方にどっぷりと浸かっていたので
気分転換とリフレッシュ、あとは感性を養いたいと思い、
久しぶりに美術館巡りをしようと思います。
ブログのネタ作りも含めて・・・笑
少し前に知人から見せてもらった写真集に、とても魅力を感じました。
幻想的な作品とその色使いに妙に惹かれ
展示会があるならぜひと思っていた時、
近県の兵庫にある伊丹市立美術館にて行われることを知りました。
フィンランドの作家、
ルートブリュックさんは主にタイルなどのセラミック素材を使って作品をつくります。
もともとは建築家を目指していたらしいですが、両親に猛反対されてこの道に進んだそうです。
最後の晩餐という作品。
ライオンに化けたロバ。この展示会の表紙にもなった作品です。少し気持ち悪いですか 苦笑
何とも言えない色使い、その世界に暮らす少し不気味な人々、
この世界観はまさにツボです。
その他、地下にも作品がありましたが残念ながら撮影禁止。
主に↓のようなタイルを使った作品。
どの作品を観ても圧巻でした。
大げさに言うと、たぶん魔力ありますね・・・
興味ある方に実際に観に行ってほしいくらいです。
この日は2つ美術館に行きました。
2つ目も同じく兵庫県にある美術館。
横尾忠則現代美術館。
香川県の豊島にある豊島横尾館はこの方の作品が展示されています。
80歳の芸術家はピカソに感銘を受けたらしく、
作品もピカソ同様、ぶっ飛んだ作品が多数ありました。
この作品の前で10分ほど止まってしまいました。何か惹かれませんか?
いや、好きずきがありますね。
自画像。
ここで余談、ピカソの本名を知っていますか?
“ パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・
チプリアーノ・デ・ラ・サンンティシマ・トリニダード・ルイス・ピカソ ”
まるで長文のようです。
重要書類に自分の名前を書くときなど、ゾッとしますね。
失礼しました。
昔から作品を観る時、
その構図に至るまでどういう心境だったのか、
どんな場所でどんな雰囲気の中、
どんな空気が流れていたのかなど色々と想像してしまうクセがあります。
おかげで変態呼ばわりですが、アーティストの世界にどっぷり入り込めるような気がするのです。
雨の日を屋内で過ごすときなど、美術館を選んでも良いかもしれません。
色彩感覚にも新たな発見がありそうな気がしますし・・・
桝江でした。