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岡山県総社市 〇〇行きの家vol.5
2019.10.08
こんばんは。
だんだんと涼しくなってきて朝と夜は少し寒いくらいです。
温度差が大きいので風邪をひかないように体調管理には気を付けたいものです。
所在地:岡山県総社市
建築内容:平屋木造住宅建築
記載者:株式会社 木まま 國分
記載日:2019年10月8日
今回は、外壁の左官工事についてご紹介します。
主に外壁はラスモルノンクラック通気工法ソフトリシン吹付仕上げまたは板張りをします。
ラスモルノンクラック通気工法の特徴として
・低クラック
・耐久性
・透湿性
・耐震性
などが挙げられます。
窓枠を取り付け後に壁全面に透湿防水シートを張りその上に通気を確保するために通気胴縁という木材を縦方向に釘で打ち付けます。続いてラス板という平たい板を全体に張ります。この時にラス板との間には数センチの目透かしをします。
ラス板を張った写真です。
次にフェルト(防水シート)を壁全面に張りラス網を取り付けます。
ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。
モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応する為に亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっています。またよりモルタル厚を確保することによって、防火・耐震性能を大きく向上させることができます。
次にサッシや化粧材などが汚れないように養生をしてから下塗りのモルタルを塗ります。材料がラスによくからまるようコテ圧を加えながら、ラスが隠れるように下塗りをします。
乾いたら上塗りのモルタルを塗っていきます。その時にガラス繊維のネットを被せながら木ゴテ又はス
チロールコテなどでノロを浮かせながらなじませ、金コテで通しモルタル下地が完成します。
続いて仕上げのソフトリシン吹付になります。
今回は外壁の左官工事(モルタル下地)までのご紹介でした。