スタッフブログ
昔話。
2020.07.19
むかーしむかし、あるところに…
から始まる昔話ではなく、
あの頃はあーだった、こーだったの懐かしい話。
誰しもがこんなノスタルジーに浸ったことがあると思います。
*昨日、現場にて休憩の合間に大工さんと高校時代の話になりました。
年齢も近く、
その時代の流行について 会話という花がポンポンと咲いてゆきます。
岡山市北区の平和町周辺は
当時いわゆるおしゃれストリート。
ここをウロつけば何となくおしゃれさんの仲間入りみたいな感覚があり、
週末は色んな学校の学生たちがそれぞれのお店の前にたむろするという現象がありました。
同じ時代を過ごしたお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?
その時にあったあの店、この店、
お店の名前を大工さんと言いながら盛り上がり、
もしかしたらすれ違っているかも、など気分は完全にノスタルジー。
そんな大工さんと僕が20年以上も前の話をしてる横に、22歳の新しいスタッフ「こんちゃん」もいましたが、
なんと、当時まだ生まれていない!
不思議な気分でした 笑
今思えば
ファッションだったり音楽だったりインテリアだったりというカテゴリーは
その時に覚えた初めてのものが今の僕のベースになっているようで、
それぞれで選ぶジャンルは今も昔も何ら変わっていないことに気づきました。
着る服、聞く音楽、惹かれる家具、雑貨などなど・・・
ただ、残念ながら青春時代を過ごした “ あのお店 ” はもうほぼ残っていません。
*僕はもの凄くファッションに興味があるわけでもなく
あまりファッション誌というものを見ないのですが、
高校時代から唯一、「カジカジ」というファッション誌だけは40歳になった今も読み続けていました。
言わばバイブルというやつでしょうか。
知っていますか??
関西発のファッション誌でおそらく好き嫌いのある雑誌です 笑
そのカジカジが26年という歴史に幕を閉じるというニュースを見て、
また1つ青春が消えていく…としみじみ思いました。
関西の雑誌なので個性が強すぎて全く参考にならないストリートスナップ、
全く参考にならない一押しモノ、そんな中にも妙に惹かれる情報をちょこっと載せるウマさなど、
万人うけを求めない構成を貫き通すところが好きだったのですが残念です。
時代は変わるものなので仕方ないですね。
でも歴史は繰り返すとも・・・
子供の頃、
父や母が楽しそうに昔話を話すシーンを何度となく見てきましたが、
今度はそれと同じ事を自分がしていると冷静に思ったとき、
悲しいかな、歳をとったと実感せざるを得ない気持ちになります。
でも
たまにはノスタルジーに浸ってみるのも悪くないかもしれません。
独りよがりのブログをお許しください・・・
カジカジショック
桝江でした。