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岡山県総社市 平屋住宅建築 ロでつながる平屋の家 vol.6
2018.05.15
みなさん、こんにちは。株式会社木ままの練尾です。
今日は本当に暑かったですね。
最近、お天気と気温のお話しかしていない気がしますが、本当に暑かったり寒かったりと天候に振り回されている毎日です。昨日までは、昼は暑いとはいえ朝晩は結構寒く感じていたりもしていたのですが、今日は朝から空気が温い感じで、夏が近づいてきたなあと思いました。
その前に梅雨が来ますね。恵の雨でも有りましょうが、建築屋にとってはやっかいな梅雨。どうか適度な梅雨で有りますように。
所在地:岡山県総社市
工事内容:平屋住宅建築
記載日:2018年5月15日
記載者:株式会社木まま 練尾
さて、今日は総社市内に建築中の「ロでつながる平屋の家」のご紹介です。
前回、地味な下地組の作業中ですとお伝えしたと思いますが、少しづつ仕上げの作業に取り掛かり始めています。
外部はモルタル塗りが終わって、養生期間に入っています。
モルタルは水とセメントと砂を混ぜて作られているので、次の塗装作業に掛かる前にしっかり乾燥させます。きちんと乾いていない上に塗ると剥がれや塗装不良の原因になる事が有りますので、焦らずじっくりもうしばらくは養生させる予定です。
次は内部の様子です。
天井が張られました。
こちらの天井は羽目板と呼ばれる天井板です。材種は桧です。
ここは「ロ」でつながる中庭の有る家。両側の窓から差し込む光がピカピカの桧板に反射してとても明るく感じます。
床も仕上げのフローリングが張ってあります。唐松の無垢板のフローリングです。色合いや板目模様が面白いですよね。節も有ります。節は嫌われる事も多いですが、私は節の有る木が割と好きです。節は、この木がまだ地面に生えていた頃に枝が出ていた部分ですので、その周囲は特に模様が変化していてユニークだと思うのです。この節(枝)はどんな風にどこを向いて生えてたのかなーとか想像すると楽しいです。
勿論、取り付ける場所や目的によっては無節を選ぶ場合もあります。「死に節」と呼ばれる黒く朽ちた節、抜け落ちて穴が開いてしまった「抜け節」など補修の手を加えて使用する、若しくは使用出来ない場合も有ります。私は好みとしては板目のぐにゃぐにゃ模様が好きですが、柾目(まっすぐ揃った模様)の方が使用に適する事も有ります。
木は材種も模様もお値段も本当に色々有りますが、適材適所で上手く使えるようになりたいなと思っています。日々精進ですね。頑張ります。
こちらの天井はプラスター(石こう)ボードが張られています。この上にクロスを貼って仕上げます。クロスは最後に壁のクロスとまとめて貼りますが、それは内装屋さんの仕事になります。
天井と床は張れたので、大工さんの次の作業は建具の枠組です。
写真ではわかりにくいですが、柱と柱の間に枠が入っているのが見えますでしょうか?
建具ドアを付ける為の枠です。この枠を全て取り付けたら次は作り付け家具、その他諸々の仕込みを済ませてから壁のクロス下地となるプラスターボードを貼っていくのですが、今日はここまでとさせて頂きますね。