違和感。

昨日は朝から冷たさの混じった風が吹き、

寒さを感じる一日となりました。

北海道では初雪が観測されるなど、

これから本格的に冬の仕様になりそうです。

某ユニクロさんの「極暖」に今年もお世話になるのでしょうか。

あれは暖かいですからね。

＊福山の知り合いのところに向かう途中、

明らかに違和感のある景色に遭遇したので思わず車を停めて興奮気味に近づいてしまいました。

するとここは、どうやら「せとの森住宅」という団地のようです。

建物の配置やつくり方からして、メーカーや工務店でないのはたしか。

さっそく携帯電話で調べてみることに。（改めて便利な世の中ですね）

結果、建築家の “ 藤本壮介 ” さんの設計ということがわかり、さらに興奮です。

この人の建築はおもしろいですよ。

建物と建物の間は共有の通路があり、

誰でも通れるようにはなってますが、

どの家も普通に生活されているので、一歩間違えれば不審者扱いです。

気をつけなければなりません。

屋根も壁も同素材、ステンレス製の波板だと思われます。

建築家が好きそうな材料です。

塀がないので隣は丸見えかと思いきや、

建物の向きを変えることでそれは補われていたように思います。

昔から何かとブロックなどを積んで、

完全に隣と区切るようなことが当たり前になっていますが、

こういったあいまいな位置関係も、コミュニケーションをとるうえでは良いのかもしれません。

やはり建築家の発想には何かそそられる要素があります。

この団地も万人受けはしないと思いますが、好きな人には好きといえるのではないでしょうか。

僕は好きなほうですが・・・

桝江でした。