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岡山県岡山市中区 2階建木造住宅建築 小麦の家 vol.8
2019.01.08
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
木ままの練尾です。
年が明けてしまいましたね。平成も残り4ヵ月を切りました。巷では新元号が話題になっているようですね。天皇の退位の問題は私には分かりませんが、元号が変わる事に対して事前に準備出来る事は良いと思います。昭和から平成に変わる時、丁度受験生だったので願書を昭和と平成両方の年号で書いた覚えが有ります。特に提出期限が迫っていた分にはちょっとイライラしつつ新元号の発表を待っていました。西暦で書いても問題なかったのでしょうけど。それ以来、書式で元号表記と決まっていない限り西暦で書くようになりました。変わると言えば、市町村の統合により実家の住所も変わりました。岡山市の会社に勤めていた当時、政令指定都市となり住所表記が変わったので、名刺に「北区」というシールをひたすら貼りまくった事も有りましたね。半世紀も生きていれば色々変わっていきます。これからも頑張ります。
所在地:岡山県岡山市中区高屋
工事内容:2階建木造住宅建築
記載日:2019年1月8日
記載者:株式会社木まま 練尾
さて、今日は岡山市の街中に建築中の小麦の家のご紹介です。
内部の様子です。大工さんは追い込みです。家具も付き、下地の仕込みもほぼ9割という所でしょうか。まだまだ途中のようですが実はここからは早いです。どの業種もそうですが、仕込み・下地に時間が掛かりますので、まだまだだなーと思っていたらいきなり終わって驚く事も有ります。むしろ壁のボード張りに掛かったら他に手を取られず一気に進めるように入念に準備をする事が大工さんの段取りの上手さとも言えます。
天井のボードに比べて壁のボードの継ぎ目が目立たないのがおわかりでしょうか。天井はクロス張り仕上げ、壁は木ままオリジナル配合の漆喰塗り仕上げの予定です。漆喰塗りの場合は(勿論下地処理はしますが)どうしてもボードの継ぎ目で割れてしまいがちなので、継ぎ目を出来るだけ減らすようにサイズの大きいボードを使っています。ボードとボードの間もクロスの場合はパテ処理をしますのでパテを埋め込み易いようにVの字の目地を作りますが、漆喰の場合は継ぎ目の処理は繊維状のテープで行いますのでテープがフラットに貼れるように平坦に突きつけてボードを貼ります。目地を作りませんので写真では継ぎ目が目立たないように見えるのです。同じボード張りでもその上に仕上げる種類によって大工さんの仕事は変わります。
外部の方はモルタルがよく乾燥して色が変わってきましたので、年明けから塗装に掛かっています。その様子はいずれご報告させて頂ければと思います。
では今日はこの辺で失礼致します。